田沢湖キャンプ研修 ~カズキの場合~

こんにちは!スタッフのカズキです。

 

10月末、スタッフ参加の第2回キャンプ研修が行われました!

 

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今回は、日本一の水深を誇る田沢湖を目の前に臨む、「田沢湖キャンプ場」に行って参りました。

 

紅葉

 

ちょうど紅葉のシーズンという事で、ぐるり田沢湖を紅葉狩りドライブしながらキャンプ場へ。

 

夏のシーズンも美しくきらめく水面ですが、赤や黄やオレンジ色の木々に囲まれた水面は、より青々と色づいて見え、とてもとてもきれいでした。

 

 

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お天気も良かった土曜日だったので、田沢湖周辺はたくさんの観光客でにぎわい、キャンプ場までの道のりもまるで秋祭りのような楽しい雰囲気。道中も楽しい時間を過ごし、あっという間の到着でした。

 

 

 

ナビで目的地を設定して到着を急ぐのも一つですが、ちょっと遠回りしてキャンプ場までの道のりを楽しむ。季節の移ろいを楽しむ。

 

ちょっとお腹に余裕があれば、ついでにご当地グルメも楽しむ。

 

これもアウトドアの旅の醍醐味だなあと思いました。

 

 

 

 

前回の反省を生かして…

 

とにかく今回の研修で気をつける事は…

 

「軽装で行かない事」(注:カズキのこの「軽装」については、こちらのブログをご覧ください。https://climb-akita.com/blog/adviser-blog/2145/

 

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※これが前回の軽装です(笑)

 

と念には念を入れ前回のお恥ずかしい失敗を猛省し、季節に応じた服装を準備。
田沢湖キャンプ場は、天気が良いとはいえ、湖の近くで木立に囲まれた地形ということもあって、やはりはひんやりとした空気。

でしたが、今回は最強のアンダーウエア「チョモランマ」を上下共に着込んで行ったため正直無敵でした!

 

 

聞けば、クライムスタッフ全員チョモランマの上下を着用。

 

店長はダブルソックスも履いていたため、「暑いくらいだぞ!」と笑っていました。

 

 

 

そして私も、天気が良く過ごしやすい日中は、「チョモランマにTシャツ」姿でキャンプ場をブラブラ。

 

全く違和感も寒さも感じず快適に過ごせました。

 

 

 

キャンプの時の防寒具として長いシーズン使えるのはもちろんですが、「これがあれば寒くても大丈夫!!」というものすごい安心感を与えてくれるアンダーウエアってすごい!!!とあらためて感じました。今年の冬も、大活躍間違いなしです。

 

 

 

 

テント設営

 

 

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天候もよかったので、店長からゆっくりと詳しく教えてもらいながら、さっそくみんなで設営を開始です。
今回はSnow peakそしてColemanの2種類のテントを設営しました。

 

 

そのため、それぞれのテントの違いや設営の違いを体感することができました。
まず驚いたのが、ペグ打ちです。

同じ用途のペグでもこんなに違うか!

衝撃を受けるほどの違いでした。

 

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Snow PeakのソリッドステークとColemanのプラスチック製のペグ、そして両社のペグハンマーの違いです。
プラスチック製だと、もちろん使えないことは無いのですが、とにかく打ち込みが難儀でした。

 

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打ち込まれていくペグと自分が思っている打ち込まれる量が比例せず頭が軽いパニックに!
Snow Peakのソリッドステークとペグハンマーだと軽い力でズンズン入っていくので効率よく少ない回数で打ち込むことが出来ました。

 

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そして、無事設営が終わり2つのテントを比べると、前からカタログ等で知ってはいたのですが、Colemanの方が背が高く立ったまま出入りが可能なので、その点は居住空間としてストレスなく使いやすいのかなぁと感じました。
また今回はColemanのテントに寝たのですが、エアーマットを使いました。空気が入り厚みのあるマットが非常に快適で、地面からの距離もあり体に負担なく心地よく眠れたのではないかと個人的に思いました。テントに入り電気を消したらもう記憶がなく朝になっていたので相当気持ちよかった事と思われます。(笑)

 

 

 

 

 

 

そしてこの研修で私が一番印象深い出来事といえば
「焚火」です。

 

焚火

 

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6月に行った第1回目の研修時も焚火はやったのですが、なにせ嵐のような暴風雨だったので、とにかく暖を取ることしか考えておらず、「炎にあたった」という記憶以外、脳裏に残りませんでした。

 

 

しかし、今回は火をおこすところから時間も雨風も気にすることなくできました。

 

思ったほど苦戦することなく火の準備ができ、その暖かさと炎の揺らめきをみれば、テント2張りとタープ設営の疲れがほぐれてものすごくリラックスできました。

 

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そして、焚火台に網をセットして、おこした炭で肉を焼きました。

 

炭火は火の調節が難しいというイメージでしたが、慌てず肉や野菜の具合を見ながら焼けばだんだんと慣れて、調子よく焼いて食べることができました。

 

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食事も終わってお腹が満たされた後も、「ジワーッ」とあったかーい炎を目の前にみんなの話は尽きず、昼過ぎから始め気付けば日は暮れていたのでした。

 

 

 

 

 焚火を通してわかったこと

雑誌やカタログには載っていない、実際に体験する事で分かる事というのが沢山ありました。

 

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使う薪によって燃焼時間が違うということ。

 

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新しく薪をくべると火の粉が舞い危ないこと。

 

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串に刺したチーズやソーセージを直火で焼いただけで「世界一か!!」と思うくらい自分の舌を疑うほどウマい食べ物に変身するということ。

 

 

 

 

それはまさに経験するがゆえの 感動体験  そのものです。

 

 

 

 

今までの焚火に対するイメージは、「暖かくてみんなで囲むもの」というざっくりしたものでしたが、今回でガラリと変わりました。

 

 

火の大事さと危険さを身近に感じられ、調理にも使えるといったような多岐にわたる可能性を焚き火というものに感じる事が出来ました。
これからはもっと焚火を自分でもやって深掘りして、良さをまた新たに発見したいと思います。

 

 

 

 

 

 

キャンプ場での朝食

 

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そして今回は、翌朝の「ホットサンドとモーニングコーヒー」をついに体験しました!
澄んだ空気の中、そして木々が生い茂るなかでのアツアツ具だくさんのホットサンド。そして片手にはブラックのホットコーヒー。

 

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最高!

 

 

もうこれ以外の言葉は思いつきませんし説明も出来ません…

 

 

 

 

 

感動体験

 

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今回のキャンプ研修は、自分にとって前回よりも「感動体験」という新たな刺激もあり、何より収穫の多いものとなりました。
やはり体験に勝るものは無く、いくらカタログとにらめっこして情報を頭に入れても、体験を基にした話には敵いません。

 

 

自分の中の知識と情報が体験を通して実を結び、本当の意味で「わかる」「できる」というレベルアップを、目で耳で肌で感じる事ができました。

 

 

 

研修が終わり、これから知りたい事、やってみたい事、まだまだ足りない事、たくさん出てきました。

 

さらにレベルアップするために、お客様と情報交換をしたり野遊びを楽しみながら、もっともっと自分の経験値を高めて店頭にに堂々と立たせてもらいたいと思います。

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