Kazuki Blog
1泊2日のクライム研修キャンプ ~カズキの場合~
去る6月3日(土)、6月4日(日)。
お休みをいただきまして、クライムスタッフ全員参加の、キャンプ研修を行ってまいりました。
新しいスタッフを迎えたこと、まだ、テントやタープの設営をしたことがないスタッフもいることから、全員で「キャンプの一連の流れを体験・実践することで、スキルアップを図ろう」という目的で行って参りました。
あいにく、週間天気予報は雨。東北地方どこへ行ってもあまり芳しくない予報でしたが、太平洋側であれば、避けられるかもしれない…というわずかな予報の希望をもとに、一路岩手県へ。
キャンプが初めてのスタッフには、少しでも野遊びの楽しさが体験できれば…という思いで、遊びや焚火や料理も含めていろいろ体験できるよう考えていたのですが、当日の天候悪化で、大変なことに!
1泊2日のドタバタ珍道中。
ハラハラドキドキのキャンプ研修。まずは「カズキの場合」をご覧ください。
穴があったら…
こんにちは!カズキです。ご無沙汰しておりました。
唐突ですがついにこの間、念願の初キャンプをしてきましたー!

クライムスタッフ全員参加の、1泊2日の研修キャンプ。場所は、岩手県奥州市にある、「種山高原 星座の森」キャンプ場です。
当日の天気は雨の予報だったため、少しでも雨を避けて太平洋側へ移動しよう、ということで、岩手県へ出動しました。
何から何まで初めてで、盛りだくさんで、何を書こうか悩みました…
何より私は完全に山(自然)をなめていました(涙)
これです!!

「寒くない格好をしてくること」といわれていましたが、まさか6月だし、最強アンダーウェアの※チョモランマ(※以前のブログを、ご覧ください。)さえ有れば大丈夫だろうと軽~い気持ちでいました。
そしてキャンプ当日の朝、集合したとき私は、半ズボンにサンダルという軽装で、周りから「寒くないの?」と心配される始末。
でも私は、「みんな大袈裟だなぁ」ぐらいに思いながらキャンプ場へ到着。
「!!」


車から降りた瞬間、想像を遥かに超える衝撃的な寒さが全身に突き刺さりました。
その瞬間、終わった…と思いました。(笑)
そして、完全に私は山(自然)をなめていたと思い知り、なぜ半ズボンとサンダルなんかチョイスしたのかと悔やみました。そして、軽い気持ちでいたあの自分…
穴があったら入りたい。。。
かろうじてスニーカーとチノパンは持ってきていたので後に着替え、寝るときに着る予定だったチョモランマ(ハイネック)も序盤から投入しました。そして再確認しました。
「チョモランマあったけ~」
そして、「タイツも欲しい~」と重ねて強く思いました。
当日の気温は、日中10℃前後、風速9mほどあったようでしたが、チョモランマは、安定の温かさで私の強い味方になってくれました。
夏以外、(いや、夏場の高原や山中なら)全ての季節イケる最強アンダーウェアですね。みなさんアウトドアを楽しむなら、なおさら1着は持っておいた方がいいです。念をおしますが、ほんっとオススメです。これのおかげで命拾いしました!!

また、夜は風が更に強まり、夜寝る時テントがバタバタと音を立てていましたが、さすがはスノーピーク。
設営したアメニティドームは、どっしりと地に根を張っているかの様な安定感。
安心していられるというか、壊れるのではないか、などといった不安は無く、完全に信用しきって身を委ねられる気持ちに自然となっていました。
また、テント内もカタログで見た数字以上の広さを感じられ、着替えなど窮屈そうというイメージでしたが、すんなり出来ました。
その他にも、

ランタンの光が暖かったり。
設営後の乾杯が、想像を超える美味さだったり。

初めて見る焚き火の火は、不思議とずーっと見ていられたり。
隣接しているお風呂が冷えた体に染み渡り最高に気持ちよかったり。

その風呂上がりのランタンの下でのビールが爽快だったり…
と、
やはり実際に見て使ってみないとわからないなという発見があまりにも多くて刺激的でした!!

そしてその中で、快適さだったり、次回はこうした方がもっと良くなるのでは?などといった自分なりの課題みたいなものも見つかりました。暴風と雨の悪天候の中、大変なキャンプ体験でしたが、次キャンプに行くのが待ち遠しいです。
今回のキャンプは自分にとって、何よりまず衣服の重要性に気付かせてもらいました。
自然は何が起こるかわからない、その考えを軸にその時の気候にあった機能の服を選ばなくてはなりません。
そして「レイヤリング」というものに興味を持つキッカケになりました!
もともと服に興味があったのでどんどん深掘りして知識を身につけていければと思いました。

それにしてもキャンプ、面白いですね!
まだまだ経験してみないと知らない事が山ほどあると思います。
このシーンではどの道具をチョイスすればベストなのか、など1つ1つ想像して自分が納得いくスタイルを少しずつ確立していければと思いました。
次はいつ行けるかな?予定を立てるのもまた1つの楽しみです。