楽しみ方は作るもの ~キャンプ研修 カズキの場合~

「雁の里ふれあいの森キャンプ場」


 

こんにちは、スタッフのカズキです。

 

2018年6月9日(土)、10日(日)に、恒例のスタッフ全員でのキャンプ研修に行ってきました。

 

 

今回のフィールドは、クライムのある大仙市のお隣、美郷町にあります「雁の里ふれあいの森キャンプ場」です。

 

 

このキャンプ場は、横手市内からも大仙市内からも近いので、連泊はもちろん、ピクニックや鍋っこ遠足、釣りを楽しんだりしながらのデイキャンプにもおすすめの場所。

 

 

水回りやトイレもきれいで、地面も水はけ良く使いやすい。

 

そして、敷地内に温泉施設もあるので、汗をかいた後はゆっくりと温泉につかって過ごすこともできます。

 

 

設備も良く、サイト内もきれいで使いやすいキャンプ場なので、これからキャンプを始めたいと考えている方に特におすすめの場所です。( http://www.town.misato.akita.jp/kankou/2963  )

 

 

私は友人と、隣接するパークゴルフだったり温泉にはよく行ってましたが、実はキャンプ場の利用は初めてでした。

 

 

 

 

 

 

「テントをイチから張ってみよう!」


 

 

今回の研修では、「テントをイチから張ってみよう!」を最初のテーマに設定。

 

 

ローチェアに座った店長が見守る中、若手2人で、わずかな経験と事前に動画等のメディアで予習した内容の記憶をたどりながら、頭フル回転でチャレンジしました。

 

設営したのは、Snow Peak アメニティードームM。

 

 

久しぶりの設営だった事もあり、「あれこうだっけ?いや違う、ああそうだ!」などと四苦八苦。

 

 

店長の熱い視線を背中にジリジリと感じます。

 

 

その日は天気もよく日差しもあり、いつも以上に汗が吹き出ました。

 

 

そしてなんとかかんとか設営完了。

 

 

どうでしょうか?上手く張れていますか?

 

 

 

完成した時は、達成感だったり爽快感だったりが錯綜してとにかく嬉しくなり、スマホの「カシャカシャッ」というシャッター音が止まりませんでした。

 

 

 

また今回は、Snow Peakの2ルームシェルター「ランドロック」を使用させてもらいました。

 

 

初めてみる実物の大きさと存在感は、「まさに圧巻!」の一言。

 

 

 

“一枚岩のような安心感をくれるオールインワンテント”という触れ込みの人気のギアですが、私の率直な感想は「テントというより家」これに尽きます。

 

 

リビングスペースで団欒していると、インナールームにスペースが取られているにもかかわらず、その高い天井と広々とした空間は、テントの中というよりもむしろ、部屋の中にいるかのよう。

 

 

リラックスして、いつまでも飲んだり食べたり、話したり。

 

 

時間経つのも忘れて、ランタンの暖かな光の中で、夢のような時間を過ごすことができました。

 

 

 

ランドロックの贅沢な空間の中、美味しい料理を夢中で食べてると、ふと、

 

 

「キャンプって”大人の遊び”だなぁ…」

 

と思いました。

 

 

 

 

食事をして寝泊まりするのは、家でも宿でも出来ること。

 

 

それを、わざわざ外で、不自由な中、事前にあれこれ準備してから行う。

 

 

なんで、こんなにも面倒くさいことが、こんなにも魅力的なのか。

 

 

 

テントをたてたり、食事の準備をしたり。仲間と協力しながら共有する時間は、本当に「幸せだなあ…」と感じました。

 

子供の頃には感じられなかったこの「幸せな気持ち」。大人になったからこそわかる「贅沢」な感覚。

 

 

 

この、贅沢で特別な体験が、キャンプの魅力なのかもなあ…

 

なんて、うまく言えないけど、そんな風に思いました。

 

 

そして、外で様々工夫と準備をして、美味しいものを食べたり飲んだり、遊んだりする事って、どこか非日常的でワクワクするんですよね。

 

 

で、その「いつもとは違う」新鮮な感覚が、自分のいつもと違う部分を刺激して、もっとワクワクして、次はこうやってみよう!ってなって…

 

 

このループがクセになっていくんだなぁ…

 

 

今回は、テントの設営から撤収まで。そして、料理の準備や遊びも、自分からあれこれチャレンジしたことで、更なる「キャンプの魅力」に気づいた気がします。

 

 

 

 

「経験と思い出はプライスレス!」


 

 

焚火台を使って焼く上カルビ。

 

 

スーパーの惣菜がオシャレ料理に大変身したり、指に串が刺さりそうになりながら鶏肉とネギを交互に刺して、自分たちで焼く初めての焼き鳥。

 

 

自作の種を皮で包みまくって焼きまくったギョーザ。包む作業に関しては学生時代のラーメン屋でのバイトの経験が役に立ちました(笑)

 

 

照りつける日差しの下でのキンキンに冷えたビールでのカンパイ!

 

 

夜は焚火台を使ってのホッケの塩焼き。そして翌朝のコーヒーと絶品ナポリタン。

 

 

初めてやるスラックライン。片足も乗せれず足はプルプル震えが止まらず笑いも止まらず(笑)

 

 

 

 

 

やっぱり、やってみないとわからないことだらけです。

 

 

いくらネットで調べたり、動画を見て予習しても、実際にやってみた実体験に基づく気付きは想像以上。

 

 

そして、自分の工夫一つで、楽しみをもっと膨らませる事ができる!

 

 

 

俺、頭固いんだなぁ…

 

もっと自由に想像して、自由にやってもいいんだなぁ…

 

想像力で、創造力をもっともっと鍛えねば!と強く今回の研修で学びました。

 

 

 

あーそれにしても、焚火台で焼いた、肉とホッケ美味かったな~

 

次は、何をして遊ぼうかなぁ…

 

何をそろえようかなあ…

 

 

 

仕事と遊びの境界線が曖昧になりつつも、ふつふつと湧き上がる物欲を抑えきれない私なのでした。

TOPへ戻る