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ネイチャ-ゲーム体験〜その2
先日、大仙市太田町にある横沢公園にて、こどもエコクラブさん主催の環境教育に関するイベントに参加させていただきました。その体験談の続きです。
次は、お馬さん達とのふれあいです。
大仙市の、ちっちゃいもの倶楽部さんが連れてきてくださったお馬さんたちでした。
白い毛並みで優しい目をしたポニーと、黒い毛並みで元気な道産子が、子供たちを待っています。
道産子の大きさに、びっくりする子供たち。
でも大丈夫。代表の男鹿さんのお話が始まりました。
「お馬さんに蹴られそうで怖いなぁ、と思っているお友達もいるよね。でも、お馬さんはどうして蹴るんだろう?」
怖いから?
「そう、怖いから蹴る。
お馬さんの目は顔の横についています。みんなよりも、ずっと広い範囲を見られるけど、どうしても見えない部分がある。それは…」
背中?
「そう、背中やお尻のある後ろ側は見えない。だから、お馬さんの後ろに立ったりすると、見えないから怖くて蹴る。だから、お馬さんの後ろ側には立たないで下さい。お馬さんが見える場所にいてあげれば、蹴ったりしませんよ。」
蹴られるから気をつけて、とか、噛まれるかもしれないから近づかないで、と声がけをすれば、子供達の恐怖心は、消えません。でも、男鹿さんが教えてくれたように、どうして蹴るのか、お馬さんの気持ちや行動がわかれば、気づく。気づけば怖くないし、興味もわく。
「それじゃぁ、お馬さんと仲良しになろう!」といって、ブラッシングをさせてくれました。
白い毛並みのポニーです。
思ったより柔らかい毛並みにびっくり!
「あったかい!」
「柔らかい!」
「かわいい!」
お馬さんのことがちょっとわかって、ふれあうことで、もっと距離が縮まりました。
さあ、最後に乗馬にチャレンジ!
大きな道産子に乗ります。
優しく声をかけながら乗ると、ゆっくり歩き出しました。
パパやママよりも高い高い場所からの眺めに、子供達は大興奮!
すっかりお馬さんと仲良しになったみんなは、草を食べたり、駆けたり、嘶いたりするお馬さんの様子も興味深々。
生き物のことが「わかる」、実際に「ふれあう」、そして一緒に「遊ぶ」。お友達を作るのと同じです。ちょっとの時間だったけれど、お馬さん達のことが大好きになった子供達でした。