ひだまり肌着”チョモランマ”ついに大気圏を破って宇宙へ!!(Part1)

そろそろ秋田では、朝晩肌寒さを感じる季節となりました。そう、チョモランマの季節です。

こんにちは、「キャンプとギフトのセレクトショップ」クライムです。

チョモランマといえば、健繊(けんせん)のあったか肌着シリーズ”ひだまり肌着”の中でも、最高ランクの暖かさを誇る、クライムでも人気のアイテムです。

その極暖防寒肌着「チョモランマ」が、地球を飛び出して宇宙へ旅立つことになったんです‼

▶地上で一番高いエベレストを制したひだまり®が、大気圏を破り宇宙へ!

健繊(けんせん)の高機能肌着「チョモランマ」といえば、エベレスト(チョモランマ)登山隊が、登頂に成功した時に着用していた写真が、広告等に使われているのをご存じの方も多いはず。
「エベレスト登山隊も着用していた高機能性肌着!」を謳い文句に、メーカーである健繊は、商品の機能性やその良さを紹介してきました。しかし、その効果も最近では、若干薄れてきている気がしていたのが、私たちクライムの担当であり、シニアスーパーバイザーを務める古川さんでした。チョモランマをはじめとする、ひだまり肌着の良さを分かってもらうために紹介してきたエベレスト登山の実話も、登頂には非常に過酷であることは確かなのですが、現在では、近くまでガイドと一緒に行くハイキングツアーもあったりして、以前よりひだまり肌着のすごさが伝わりずらいと感じていました。

 

すごく良い商品なのに…。このすごさを伝えるためには、エベレスト(チョモランマ)登頂ではもう物足りない…次の一手が欲しい!

コロナ禍で、在宅勤務を余儀なくされた中、悶々と考え続けた古川氏。

世界一のエベレスト(チョモランマ)。地球一の次は、宇宙だ!

閃きのままに情報を集め始めると、出会ったのがJAXA(宇宙航空研究開発機構)が発表した記事でした。

(JAXAについて→https://youtu.be/lB6wfRg9OHs

2020年JAXAは、宇宙生活での課題や困りごとをまとめた「Space Life Story Book」を元に、「宇宙滞在中の生活と地上での生活に係る共通な課題テーマおよび解決策を合わせたアイデア」の募集を始めました。宇宙飛行士のQOL(生活の質)向上に貢献できる商品を、広く一般企業等に公募したのです。「これだ!」と閃いた古川さん。JAXAがチョモランマの良さを認めれば、宇宙飛行士たちが着用してくれるかもしれない!と。

結果は…見事落選。
ちなみに、第一回の募集で集まった各企業等からのアイディアは94件。結果は、株式会社ワコールの提案した「スペースソックス」や、株式会社スノーピークとシタテル株式会社が共同で開発した「宇宙船内服」。ライオン株式会社が提案した「すすぎが簡単なハミガキ」などなど、錚々たる顔ぶれの企業が提案する商品が採用となりました。(これらの商品は、2022年10月に、JAXA宇宙飛行士の若田光一さんらとともに、ISSに搭載されることが決定しています。)
周りからも「無理だから…」と反対されましたが、これであきらめなかった古川さんです。

J-SPARCが作った、宇宙生活の課題から宇宙と地上双方の暮らしをより良くするビジネス共創プラットフォーム「THINK SPACE LIFE」のコミュニティメンバーとして、さまざまな分野で活躍する人物たちと意見交換や情報交換をしながら、次の機会の準備を進めました。

(THINK SPACE LIFEについて→https://youtu.be/37XwfMMJHpE)

ひだまり肌着「チョモランマ」の最大の特徴は、その優れた「保温性」。健繊が独自に開発した繊維である「ダンロン®」を肌側に使用することで、まるで魔法瓶のように体温を保温し、暖かく快適に過ごせるのが特徴でした。
地上で生活するよりも、宇宙空間で生活する方が、体温調整が難しく、このチョモランマが重宝するのでは?と考えていましたが、そもそも、宇宙飛行士たちが滞在するISS(国際宇宙ステーション)は、常に快適な室温に温度制御されています。そのため、「暖かさ」を前面に打ち出したチョモランマが不採用になったのではないか。と考えつきました。そこで着目したのが、「暖かさ」の陰に隠れていた特性「透湿性」でした。(Part2へ続く。)

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