焚火会議とSnow Peakメッシュシェルター TP-925

見上げれば、どこまでも青空。
紅葉も街に降りてきて、もういてもたってもいられなくなった11月のとある水曜日。お店を抜け出して、緊急「焚火会議」を開催しました。

クライムで働くスタッフは、平日は会社「トータルジムキ」の営業マンを兼ねています。少人数かつ2足のワラジで仕事をしているので、スタッフ間のコミュニケーションを密に取らないと、仕事が回らない。
しかし忙しくなってくると、なかなか時間が取れずに、お互い話も相談もできない。仕事も一人で抱え込んで気持ちも業務も行き詰まる。
だから、こんな気持ちの良い天気の日は、リフレッシュとコミュニケーションを兼ねて、青空の下でミーティングをしよう!ということになりました。

 

題して…「焚火会議」

「焚火」ってなると、会議なのにワクワクしてくるから不思議でしょ?

 

 

 

スタッフのカズキ、焚火会議に参加する。


先日、スタッフ全員参加の焚火を囲んでの初!野外での会議が行われました。題して「焚火会議」。夕食も兼ねてということでしたので、集合場所に着き、まずは諸々準備から。

会議会場はここ、Snow Peak (スノーピーク)メッシュシェルター TP-925。
オープンタープとは違い、四方も幕に覆われている為、まるで建物の中にいるような感覚に。肌寒い今の時期はファスナーを閉めてフルクローズも可能。冷気の侵入をシャットアウトするスカートも標準装備され、どんな季節にも対応してくれる心強いシェルターです。

今回が設営の初チャレンジだった私ですが、会議室の設営⁉︎とあっては、張り切らざるを得ません。私ともう一人のスタッフと2人で協力し設営開始です。

 

メッシュシェルターは、メインポール2本をを挿入し本体を立ち上げ、屋根にあたるバイザーフレーム2本を通すだけで自立します。

はじめて設営する同士でも、ものの10分程度で自立させる事に成功。あとはゆっくり対角線上にペグダウンしてからぐるりと順番にペグダウン。最後にピンっとロープを張れば完成。

「え、本当にこれだけ?」

と、疑うくらい単純でわかりやすい構造で、あっという間に会議室が完成しました。

中にテーブルと4人分のチェアを並べて座ってみると、

「おおおっ!」

なんだか「秘密基地」みたいです。特殊任務を負ったメンバーが集まり、極秘会議を開くかのような、どこか秘密めいた雰囲気が…

大人4人が座っても広すぎず狭すぎない前後左右の絶妙な間隔。
メッシュパネルにより、辺り全体を見渡せる開放感。暗くなれば、天井のメッシュから覗く星の群れを、チェアに座りながら眺めることができます。

 

ランタンの暖かで穏やかな灯りの下、いつもより近くに仲間の存在を感じて、素直に自分の事や仕事の話をすることができました。

 

 

またこの日のメニューは、スノーピークのHOME&CAMPバーナーと野宴鍋を使って作るモツ鍋。

アルミを素材としている野宴鍋は、熱伝導の良さから料理の出来上がりが早いのが特徴。さらに土鍋に比べてとても頑丈で軽いので、アウトドアでも安心して携帯し、鍋をつつくことができます。

空腹と寒さがピークを迎える前に、無事もつ鍋が完成。日頃の労をねぎらいながら、熱々を頬張りました。

鍋を食べている途中、徐々に気温が下がってきたので、それまでフルメッシュで使っていたメッシュシェルターのパネルを閉めて、どれくらい暖かいか検証もしてみました。
今回はストーブなどの暖房装備はなかったため、熱源は鍋で使用したHOME&CAMPバーナーのみ。室温は上がったものの、テントと違ってシェルターは剥き出しの地面にいるため、今回のように寒い日や寒い時間帯は、足回りの寒さ対策があればもっと快適だなぁ、と思いました。

 

 

そして日も暮れ、焚火の時間。
今回私は初めて、現地にある自然の木々から落ちた枝から火付けをしました。最初は小さな火種から、徐々に大きな火に変わり、その火が枝から薪へ移って行く様を眺めながらスタッフと仕事の話から他愛のない話まで。
不思議な事に、焚火を目の前にしていると、なんだか心が落ち着き、頭の中も心も自然と整えられ、話もいつも以上に盛り上がりました。

 

時には火を絶やさぬよう薪をくべ、時には手をかざし暖をとりながら。ゆらめく炎を見ながらゆっくりと時が過ぎていく感覚は、なんとも贅沢で、心が満ちていくのが分かりました。

 

 

 

 

焚火会議を終えて


今回の会議は日中の仕事が終えてからの時間でいえば3時間弱でしたが、とても内容の濃いものとなりました。

会社から離れて自然の中に身を置くことで、いつもと違った視点で考える事ができた気がします。

そして、いつも個々人で仕事をしている事が多いのですが、協力してシェルターを設営したり、料理をしたり、火をおこす事で、仲間との距離が近くなった気がしました。

野に出て、火を囲み膝を突き合わせて行うディスカッションは、不思議と心を素直にそして熱くしてくれる気がします。

忙しい毎日です。コミュニケーションを取りづらい日が続くこともある。
だから、たまには気分を変えて、野に出て焚火を囲む「焚火会議」もいいんじゃないでしょうか。自然の懐に抱かれれば、新しいアイディアが生まれたり、仲間の本音が聞けたりするかもしれませんよ。

 

 

 

※今回ご紹介したアイテムはこちら。

▶Snow Peak(スノーピーク)メッシュシェルター TP-925

▶Snow Peak(スノーピーク)焚火台Lスターターセット SET-112

▶Snow Peak(スノーピーク)野宴鍋30 CS-250

▶Snow Peak(スノーピーク)HOME&CAMPバーナー GS-600KH

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