Kurosawa Blog
行ってきました!スノーピーク ニュープロダクトショー2025

こんにちは、クライムスタッフの黒澤です。2025年2月1日仙台で開催された、新製品体験展示会「Snow Peak New Products Show 2025」 に、2年ぶりに参加して来ました。全国8会場で開催されるこの展示会は、スノーピークの新製品たちを一堂に集め、実際のキャンプシーンをイメージできるように展示。スタッフによる商品のご案内や、テントの設営会など、新製品を実際に目で見て触れて体感できるイベントです。

今年は、素材の変更やカラーやデザインの改良など、すでに定番として長く販売されてきた商品の、リニューアルモデルも多く発表されました。
リニューアルされた製品はいずれも、環境に配慮されたものであることが着目点の一つです。
例えば、スノーピークの代表的なLEDランタンの「ほおずき」が、先に改良された「たねほおずき」に続き、電池式から充電式にリニューアルされました。他には、水濡れOKのキャンプバケツシリーズの素材に、リサイクル可能なTPU素材が採用されました。既存品に比べとても柔らかい素材で、畳みやすくコンパクトに収納ができます。


収納面についてピックアップすると、「コンパクトマット」はその名の通り驚くほど小さく畳むことができます。マットの積載で頭を悩ませていた方には、とても嬉しい仕上がりとなっています。
それから、火力の微調整が可能な「スティックトーチ」やスムーズに折り畳みが出来る「アーバンアンブレラ」など、ユーザーにとって使い勝手が良く、利便性が追求された製品ばかりで、スノーピークがユーザー目線の洗練されたものづくりをしていることを改めて実感しました。
そして、今期最も注目すべきアイテムは「ランドネストシェルター」です。エントリー向けの2ルームシェルターと言えば「エルフィールド」が名を馳せて来ましたが、それに代わって登場した新商品です。2023年に発売された「ランドネストドーム」、「ランドネストタープ」と同じく、自然に馴染みやすいアースカラーが美しいシェルターです。
実際にシェルター内に入ってみると私の想像より広く、四方の大きなメッシュのおかげで本当に気持ちのいい開放感がありました。
ランドネストシリーズは設営がしやすいことが魅力のシリーズです。

設営がしやすいポイントは、
1. 前後左右が対象のデザインとなっている。
そのため広げたときに前や後ろがどっちなのか気にする必要がありません。
2. シンプルなフレーム構成。
メインフレームにAフレームを採用していて、中央のリッジポールに接続すると容易に立ち上がります。このAフレームのはベストセラーの「リビングシェル」に用いられているかたちです。

仲良く2人で、家族と一緒に、友人たちと。寝泊りしないデイキャンプでも。さまざまなシーンに対応し、幅広く楽しむことができる2ルームシェルターです。リビングシェルに憧れていた私としては、トドメを刺された感じです。いろいろな考えを巡らせ、「これだ。これが良いわ。これしかないでしょう!」と強く思いました。

そして今年は、スノーピークを代表するドーム型テント「アメニティドーム」もインナーテントが吊り下げ式に、カラーも刷新されブラウン系となり、生まれ変わります。


スノーピークニュープロダクトショー2025に参加して私が感じたことは、「新しいスノーピークの始まり」だということです。ブランドを代表する名作のアメニティドームをさらにアップデートしたり、すでに定番として完成されたアイテムを、素材や構造を時代や環境に合わせてさらに改良したり。野遊びに対する飽くなき探求心をふんだんに詰め込んだアイテムたちを前に、わくわくする気持ちを抑えきれませんでした。
春の陽ざしが差し込み、暖かくなって来ました。ぜひお店に足を運んでいただき、気になる商品を手に取ってお確かめください。私たちも、ニュープロダクトショーで体験したことや情報をぜひお客様と共有したいと思っています。今シーズンもクライムと一緒に、アウトドアを楽しんで参りましょう!