Chie Blog
旅キャンプin宮城 part2 ~キャンプ場に泊まれない⁉牛野ダムキャンプ場~
今年の夏も猛烈に暑かった!こんにちは、スタッフの伊藤です。出かけるのも億劫になるような夏休みではありましたが、思い出作りたい!と、半ば強引に家族でキャンプに出掛けてきました。今回のキャンプの目的は「旅行」。テントを「宿」としてそこを拠点に観光するのが目的だったので、最小限の装備で出かけました。
「東北の歴史をめぐる旅」をテーマに、伊達政宗公にまつわるエリアを観光した1日目。(Part1のブログをご覧ください。https://climb-akita.com/blog/14718/)
実はこの観光の前に、大きなハプニングがありました。
今回予約したキャンプ場は、仙台市泉区にある「オーエンス泉ヶ岳自然ふれあい館市民キャンプ場」でした。仙台市内の観光地へのアクセスも良く、ハイキングや登山もでき、設備も整ったキャンプ場だったので、何度か家族で利用したことがある場所でした。余裕をもってチェックインしようと向かう途中、キャンプ場から連絡が。
「設備のトラブルで水道が使えなくなり、急遽宿泊することができなくなってしまいました。今回は皆さまキャンセルさせて頂きます。」
「えーっ!!!」
夏休み真っ只中の観光地。ホテルも旅館も満室です。キャンプ場も前日までの予約が必要なところばかりで、今日これから予約したいと言っても断られてしまう。途方に暮れる中、なんと息子が宿泊可能なキャンプ場を見つけてくれました!
●牛野ダムキャンプ場
宮城県大崎市にあるキャンプ場です。当初、仙台市内にあるキャンプ場に宿泊予定だったため、秋田県から向かう途中で検索したところヒットした場所でした。ダム湖をぐるりと囲む自然公園の中がキャンプ場になっているようです。管理していると思われる大衡村役場に連絡すると、「フリーサイトなので、隣同士で迷惑にならないようにしてもらえれば大丈夫ですよ。」との回答をいただけたので、さっそく向かうことにしました。
途中から降りだした雨が強くなり、初めての道のりに不安が募る中到着。牛野ダムを囲むように遊歩道とテントを張れる場所が広がっています。設備の整ったファミリーキャンプ向けのサイトではありませんが、適度な距離を保って、キャンパーたちがテントやタープを張り、ゆっくりとした時間を楽しめるような、静かで落ち着いた場所でした。
炊事場とトイレの場所を確認し、雨の中設営しました。今までも雨の中キャンプをしたことはあったのですが、これまでと比較にならないような土砂降り。大人だけならまだしも、子供たちも一緒のキャンプだったので、「やっぱり帰ろうか?」と提案するも、皆無言。(せっかくここまで来たのに帰れない!)という心の声を頼りに、黙々とテントを張りました。
最近は、家族全員の予定を合わせて出かけるのが難しかったので、みんなでキャンプをするのは久しぶりでした。しかし、子供たちも大きくなり、ずいぶんと頼りになりました。急遽宿泊できるキャンプ場を探したのも、土砂降りの中あきらめずにテントを張れたのも、みんな子どもたちのおかげです。何とか宿泊する場所を確保し、久しぶりの家族旅行を続行することができました。
キャンプは自然相手の遊びです。天気の良い時、季節の良い時を狙って、あれこれ準備をして出かけても、予期せぬハプニングは起こるもの。それも含めて「冒険の旅」と思えば、忘れ物をしても、土砂降りになっても、それはそれでいい思い出になるものですね。思いがけず子供たちの成長も感じられて、今となっては嬉しい思い出になりました。(続く…)
※今回ご紹介したキャンプ場はこちら。
大衡村 ウッドエッグアウトドアパーク(牛野ダムキャンプ場)https://www.village.ohira.miyagi.jp/soshiki/14/1334.html
※今回ご紹介したアイテムはこちら。
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