Chie Blog
旅キャンプin宮城 part1 ~伊達政宗を巡る旅~
今年の夏も猛烈に暑かった!こんにちは、スタッフの伊藤です。出かけるのも億劫になるような夏休みではありましたが、思い出作りたい!と、半ば強引に家族でキャンプに出掛けてきました。
家族で旅行ともなると、宿の手配が大変ですよね。特に夏休みとなれば、早めに計画しないと満室だったり、宿代も高い料金設定で…それだけでも出かける気力が削がれる。家族の予定を合わせて予算を決めて…なんて忙しくてできない!と思うわけで、私も全くノープランで夏休みを迎えました。
今週もダメ、来週も難しそう…と、子供たちの予定表を見ながら日々が過ぎたある日、何とか連休が取れる奇跡のタイミングが突然やって来ました!でも、泊まるところはどうするの?そうです、夏休みで観光地のホテルや旅館はどこも満室で、通常よりお高い料金設定…しかし、こんな時にも役に立つのがキャンプ道具です。私たちには、移動できる携帯用の宿「テント」があります。テントが張れる場所さえ確保できれば旅行に行ける!と、急いでキャンプ場に予約アタック。なんと宿泊予定日の二日前にもかかわらず、無事に場所を確保し出かけることができました。
今回の旅の目的地は宮城県。以前から考えていた旅のプランが2つありました。
▶プラン1「東北の歴史をめぐる旅~伊達政宗~」
我が家の子供たちは、お勉強の中でも特に歴史がニガテ…時代背景も人物も全く頭に入らずお手上げ状態でした。奈良や京都のように、身近に神社仏閣があったり、歴史上の有名人に関するお城や史跡などがあれば自然と身に付くこともあるのでしょうが、私たちが住むエリアはそうでもない。リアルじゃないので理解しがたいのもわかる気がします。何か興味を持つきっかけにならないか?と考えた末に思いついたのが、東北地方を広く治めた最後の戦国武将「伊達政宗」。伊達政宗公のことなら「名前くらいは知ってる!」ということだったので、歴史をめぐる旅というテーマで伊達政宗公にまつわるエリアを観光することにしました。
まずは、瑞鳳殿を見学。瑞鳳殿は1636(寛永13)年、70歳で生涯を閉じた仙台藩祖伊達政宗公の遺命により造営された霊屋(おたまや)です。2001年に大改修工事が実施されたこともあり、想像以上に色鮮やかで豪華絢爛な造りに子供たちも驚いていました。
敷地内を散策した後は、アトラクション型演舞ショー「伊達ロマネスク」を見ました。たまたまタイミング良く開催されていたこのショーは、世界的パフォーマンス集団『白A』による遊園地のアトラクションのような体験型のショー。プロジェクションマッピングあり、風が吹き雨が降るといった演出で、伊達政宗公の冒険物語を没入体験でき、みんなで楽しんで歴史を体感することができました。
最後に仙台城跡へ。政宗公が馬にまたがり見下ろしたであろう城下町を、実際に見てみることに。緑の森の奥に美しく仙台の街並みが見えました。「こんな街中にお城があったんだねえ。」なんて、少しは子供たちも東北の歴史をリアルに感じてくれたようでした。(続く)