行ってきました!Snow Peak New Products Show 2023in東北

先日、スノーピークの新製品展示会でもある「New Products Show 2023」へ参加してきました!こんにちは!スタッフのスガワラです!

雪の量が少なくいつもより過ごしやすい今年の秋田の冬。気温も徐々に高くなり日も長くなってきました。
少しずつですが「春」が近づき…となると、本格的なキャンプシーズンも到来です。
そんな中、スノーピークが全国9会場+オンライン会場にて開催している今年の新作展示会へ参加してきました。
もうすでに発売されている商品から、これから発売を控えている商品まで見れるとあって、何日も前からとても楽しみにしていました。

場所は、宮城県仙台市にある「青葉の風テラス」。国際センター駅に隣接した施設で仙台駅より地下鉄東西線にて約5分のアクセスの良い場所です。

 

AM10:00
受付を済ませ、いつもClimbを担当してくださるスノーピークスタッフの方にアテンドしていただき、新製品の説明を1つ1つ丁寧にしていただきました。


まず初めに私たちを出迎えてくれたのが、2〜4人での使用を想定したコンパクトな2ルームシェルター「トゥーガ TP-690」です。
天井が高くメッシュパネルが大きい、そして生地を通す光を軽減させるスノーピーク独自の「シールド加工」が施されているので、夏の暑い時でも快適な仕様です。


吊り下げ式のインナールームは、シュラフ4つを並べてぴったりというサイズ感でしたが、個人的には、2人のデュオキャンプ、そして夫婦と子ども1人のファミリーキャンプのシーンで使うと、広々使い勝手良くおすすめだと思いました。また、外気の進入を軽減してくれるスカートがシェルター全体的に付いているので、オールシーズン活躍してくれそうです。まさに、スノーピークの不動の人気シェルター「ランドロック」の弟分のような印象でした。

次に見たのは、ワンアクションテーブルLight Bambooシリーズです。
天板の竹集成材の内部にハニカム構造のポリプロピレンを用いることで、強度を保ちつつ既存品から約30〜40%も軽量化を実現しています。


今までのワンアクションテーブルと比較できるよう展示されていて、持ち比べてみましたが本当に軽くてびっくりしました。
軽くなったからといって耐久性や強度が下がるのかと思いきや、そういったことはないそうなのでご心配なく。一緒に行った女性スタッフも軽々と持っていましたので、これからのキャンプや普段使いでも臆せず使用できそうです。今までのワンアクションテーブルを知っているからこその感動体験でした。

 

AM11:00
そして今回の展示会で1番の目的でもあった新作、エントリー向けモデルのテント「ランドネスト」の設営講習です。


まずはテントの外観ですが、今までのスノーピークにはなかった濃淡の効いたグレーという新しいカラーリングが特徴的です。インナールームは吊り下げ式で、使用しなければ小さなシェルターのようにも使えます。スタッフの方から説明してもらい初めて知ったのですが、このテントは設営の際フレームに挿すピンが無く、その代わりフレームの先端を丸いグロメットに挿すという方法でした。山岳テントによくある設営構造のようでこれはとても画期的だと思いました。


私も持っているアメニティドームをはじめとする大概のドーム型テントやシェルターなどは、フレームをピンに挿してあげるのが一般的ですが、テント設営に慣れるまでは力の入れ具合がわからず、「フレームを折ってしまうのではないか?」と不安になることもしばしば。グッと力を入れてフレームをしならせながらの作業に、女性のお客様からも何度もご相談をいただいた事もありました。しかしこのランドネストは、初めて設営する方でも簡単にできると思いました。


さらに、開発した方のこだわりとも言ってましたが、フライシートに前後の区別をもたせていません。要するに、吊り下げ式のインナーを前と後ろどちらでも取り付け可能ということです。
設営の際それを考えずに建て始めれるという事は、設営途中で「やっぱりこっち向きで建てれば良かった」とならずに済むので、ちょっとしたストレスからの解放に繋がります。
さらに三角パネルのメッシュ部から風が通り抜けるので暑い時も快適そうでした。


ペグの本数も張り綱を含めて14箇所と、一般的なドームテントで20箇所以上あるのに比べ少ないので、これだけでも設営時間約5分程の時短に繋がるとの事でした。
動画を撮りながら説明を受けていたのですが、スタッフの方がゆっくり丁寧に説明しながら設営されて、完成まで約12分ほどでした。かなり早いです!
大きさも、おとな2人想定のSサイズ、大人2人+子ども2人想定のMサイズと2サイズあります。これからキャンプを始めたい方へ本当ぴったりのテントで、自分も使ってみたくなりました。

その他にも、パーツを組み合わせて食卓やテーブル周りを思いのままデザインできるテーブルトップアーキテクトの新作だったり、食材を選ばず豪快な焚火料理が可能なスキレットやカトラリーもずらり展示されており、時間を忘れついつい見入ってしまいました。


帰り際、建物内ではアパレルの販売や、スノーピークが住空間に新たに提案している家具「TUGUKA」の展示もされていました。一つの空間を、リビングやオフィス、書斎などのパーソナルスペースとして、自由に仕切ることができるデザインです。空間を自由にデザインし楽しめるという新発想。私は、クライムスタッフとしてだけでなく、普段は営業としてオフィス家具の提案などもしているので、いつも取引して頂いているお客様のオフィスへ納入した場合…という目線で見てきました。空いた空間を有効に活用してカウンターや作業スペースが出来たら便利だなどと様々な思いを巡らせてみました。
お役に立てそうなご提案が浮かんだら、是非お客様にご紹介したいと思います。

今回の展示会、実際に見て触ることによって、カタログだけではわからない商品の特徴を、短時間でギューッと凝縮して吸収してくることができました。
また、メーカースタッフの方から直接商品のご説明を受ける機会も滅多にないので、貴重な体験をさせてもらいました。この展示会で得た感動と知識をダイレクトにお客様にお伝えできればと思います。
まだ世の中にないものを作り続けるスノーピークの提案は、やはりワクワクします。使ってみたくなる製品ばかりで、今年の新作からも目が離せませんね!

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