「Snow Peak Way2022 in 東北」に参加してきました!

去る10月1日、2日、宮城県大崎市にある吹上高原キャンプ場にて行われた「Snow Peak Way2022 in東北」というイベントに、家族で参加してきました。こんにちは、スタッフのスガワラです。
スノーピークウェイとは、スノーピークスタッフとユーザーが一緒にキャンプをして親睦を深め、ユーザー同士も繋がるという、ユーザー参加型のイベントです。スノーピークのスタッフさんが、企画から準備まで全て手作りで開催しています。
今年は、全国11会場で17回の開催ですが、1998年よりスタートして今年で25年目。ただの感謝イベントではなく、ユーザーと一緒にキャンプをする事により、交流の場としてはもちろん、ユーザーからのリアルな意見を聞き実際にメーカーが製品開発や業務改善に活かすなど、このイベントそのものが、徹底したお客様目線でのモノづくりに反映されています。

そんな歴史あるイベントに今回運良く当選し、家族で参加してきました。

このイベントに私は初めての参加、そして今回利用した吹上高原キャンプ場も初めて、ましてや初の県外でのファミリーキャンプと、初めて尽くしで正直楽しみ半分不安も半分でした。

11:00   吹上高原キャンプ場に到着。

キャンプ場は、スノーピークウェイのために完全貸切され、イベント参加者のみの利用でした。
受付を済ませると、今回のイベントのノベルティであるミニシェラカップと名札を渡されました。
名札に自分の名前を書き、参加回数や今回のイベントで知り合った人と、たくさん交流してみたいか?など、簡単に意思表示ができるシールをその名札に貼りつけます。それを首から下げて過ごすようでした。
各々書き終わったらテント設営です。吹上高原の、想像を上回る広大なフリーサイトにびっくり!一体どこにテントを張ろうか…と迷いながら車でぐるぐると周りました。見渡す限り一面スノーピークのテントです。初めて見る幕に興味深々。どんな人が参加されているのかなぁ…なんてあれこれ気になる。いろんなことに気を取られながら少々時間がかかりましたが、ちょうど良い空きスペースを見つけてテントを設営しました。


今回は天気も良く風もなかったため、オープンタープを開放的に跳ね上げて張ってみました。
広いサイトではありましたが参加組数が総勢200組!こんなにたくさんの人たちがいるタイミングでキャンプをするのが初めてだったので、少し戸惑いましたが、大人たちの心配をよそに、さっそくお隣のご家族の子どもさんとうちの子が遊び始めました。これもファミリーキャンプならではですね。子どもの積極さは、キャンプの回数を重ねるごとに上がっているようです。

そうこうしているうちに、地元鳴子の地ビールやもつ煮といった魅力的な特製フードを積んだ移動販売車が突如現れました。ここ吹上高原キャンプ場の近くにブルワリーがあるそうで、そこのビールを売りに回っているとのこと。私は、引き寄せられるように移動販売車の前に立っており、気付けば、地ビール片手に写真を撮っていました!

設営後のフルーティーな地ビールは最高!の一言。その日は気温も30℃に迫る程に高く、日差しがジリジリとしており、体中にビールが沁み渡りました。
時刻は12:30を過ぎ、タープ下で昼食を取りました。今回のメニューは、家のキッチンにあるIHクッキングヒーターでも使うようになった、大活躍のJHQ「マルチグリドル」で横手やきそばです。
油も少量でささっと作って洗えるマルチグリドルは、今日も大活躍でした。

13:00   スノーピークウェイ開会式。

メイン会場に参加者全員が集まり、山井社長の挨拶を皮切りにいよいよスノーピークウェイの始まりです。
開会式が終わると16:00まで、メイン会場にて様々なワークショップブースが設けられ自由に参加出来ます。

例えば…
キャンプ相談所が設けられ、日頃から疑問に思っている事をスタッフの方に質問できます。私もテントの張り方のコツや素朴な疑問を聞いてもらい、とても参考になりました。
キッズ焚火体験コーナーでは、子どもを対象に焚火とは?からフリップで学び、実際に薪に着火そして消火までを手取り足取り教えてもらえます。我が家の子供たちも参加したのですが、緊張しながらもスタッフのお兄さんから優しく教えてもらい、とても楽しく学ぶことができました。


そして、家族でマイカップスリーブ作りに参加しました。持参したマグカップやタンブラーに使えるスリーブを作れる体験コーナーです。フェルトのスリーブに自由にサインペンで絵や文字など書いて作るのですが、家族4人で夢中になって作成。簡単に出来上がるため子供たちも私たちも大喜びでした。

さらに、カフェコーナーではコーヒーをいただけたり、サントリー 山のむこう/オールフリーブースでは、スノーピークとサントリーが共同開発した炭酸水やノンアルコールビールなど各種飲料水が提供されます。
BRINGブースでは、不要になったテント・衣料品の回収が行われていました。スノーピークでは、回収したものをリサイクルし、衣服にかえる取り組みを行っています。ものづくりだけでなく、その先も考える。循環型の「環境」に配慮した素晴らしい取り組みを体感することができました。

このような多種多様なコンテンツも自由に参加しつつ、自分のサイトに戻りゆっくりくつろぎながら時間は経過。
キャンプ場に隣接する「すぱ鬼首の湯」という温泉につかったりと、気付けば日も暮れていました。

 

19:00  焚火トークが始まります。

夕飯を済ませ、今回最も楽しみにしていたコンテンツ、「焚火トーク」が始まりました。
19:00から21:00の2時間、参加者がランダムに座り、焚火を囲みます。
たまたま隣に、同じ秋田県、そして同じ東北の宮城県から参加のご家族と一緒になりました。
初めは緊張していた子供たちでしたが、「初めて参加」のシールを名札に貼っているのに気付いた女性のスタッフの方が、さっと子供の席の横に着いてくれました。そして、とても優しく声かけをしてしてくれたお陰で、緊張もほぐれ、徐々に場に馴染んでいきました。


気が付けば、子供はジュース、大人はお酒が振る舞われ、飲みながら会話も自然と盛り上がり、2時間もあっという間に、話し足りないくらい充実した時間を過ごすことができました。
いつもキャンプに行くと、日中遊び疲れの反動からか19:00頃には寝てしまう子供達でしたが、よほど楽しかったのか、その時は最後までご機嫌。眠気も疲れもどこへやら、元気に笑って楽しんでいました。それを見ながら、「連れてきて良かった。」と心底思いました。


そして、その時初めて会ったのにも関わらず、同じメーカーのものを使って同じイベントに参加しているだけで、こんなにも距離が近く楽しく過ごせる事。子供たちや様々な参加者へのスタッフの方の心のこもった丁寧な対応に、心から感動しました。

余韻に浸りながらその日は終了。テントにて皆爆睡です。

 

翌朝5:00。高原ならではの、ツンと刺さる寒さで目が覚めました。しかし晴れ空でとても気持ちが良く、早起きしたついでにサイト周りを散策しました。広さに圧倒された前日は、あまりゆっくり見れなかった他の参加者の皆さんのテントを見学。様々なスタイルのテントが立ち並び、まるで展示会場のようで、見ているだけで楽しく参考になりました。

7:00  元気良くラジオ体操。

スノーピークウェイ恒例のメイン会場にて、みんなでラジオ体操です。
前日の焚火トークの際、となりに座ってお話させてもらったご家族とまた会い、子供達は嬉しそうにお喋りしているのを後ろから見てほっこりしました。
ラジオ体操後は、スタッフさんから特製だしの効いたモーニングスープが振る舞われました。あったかいスープは冷えた体に沁み渡り、とてもありがたかったです。
その後は自分達のサイトに戻り朝食をとり各々自由時間です。子供はトンボを捕まえようと走り回ったり、大人はコーヒーを淹れゆっくりした後、少しずつ片付けを始めたりと、いつもはバタバタの朝も、余裕を持ってゆったりと過ごせました。

10:00  紙ひこうき大会に参加。

これまたスノーピークウェイ恒例のイベント、「紙ひこうき大会」の時間です。専用の折り紙を渡され、各自好きな折り方で折り自分の名前を書いて大会に臨みます。
ルールは簡単で、一斉に投げた紙ひこうきを目標物にどれだけ近づけれるかを競います。子供の部、おとな女性の部、おとな男性の部の3部構成。上位3位までにはスノーピークウェイのロゴが刻まれた限定アイテムが貰えるとあって家族皆んなで意気込み参加しました。
結果は、残念ながら入賞を逃しましたが、朝からちょっぴりドキドキ楽しく過ごせました。
紙ひこうき大会が終わると、楽しかったスノーピークウェイの締めくくり閉会式です。最後に全員で記念撮影をし全日程が終了。内容盛りだくさんのあっという間の1泊2日でした。
帰り際に山井社長に挨拶させていただくタイミングがあり、記念撮影までさせてもらいました。

初めてのスノーピークウェイ、振り返ると時間に余裕を持って楽しめたと思います。好きな時間に、自分が参加したいイベントだけ選んで参加するスタイルなので、行動予定が立て易く、家族だんらんの時間もあれば、各々イベントを楽しむ時間もあって、一日を通して自分たちのペースで満喫することができました。
また何より、スノーピークのスタッフの方のお声がけや丁寧な説明といった、「おもてなし」してくださる姿勢がとても素晴らしかった。ショップスタッフをしている自分にとって、とても参考になりました。
子供もすっかり、「焚火の時のお兄ちゃんお姉ちゃんが優しくて好きになった!」と帰りの車や家に着いてからもで言っていたほど、思い出に残ったようです。

今回参加したスノーピークウェイは、子供も大人も、家族一緒に楽しめたイベントでした。また機会があれば是非参加してみたいと思います。そして次こそは、紙ひこうき大会での入賞を狙いたい!予習もしっかりやって、万全の態勢で臨みたいと思います。一緒に楽しんでくださったご家族のみなさま、スタッフの方々にも感謝!また更に、スノーピークが、そしてキャンプが好きになったそんなイベントでした。

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